ホンダF1チームに帯同してスパ・フランコルシャンに滞在している山本尚貴が、F2でのアントワーヌ・ユベールの死亡事故を受け、哀悼の意を表するとともに、レーシングドライバーとしての覚悟を語った。土曜日に行われたFIA-F2選手権の決勝レースで、22歳のアントワーヌ・ユベールが事故によって命を落とした。昨年のGP3でチャンピオンを獲得したユベールは、ルノーF1チームのアカデミーに選出されるなど、将来を有望視されるドライバーだった。
山本尚貴は「モータースポーツに興奮と感動がある反面改めてこのスポーツが危険であり“絶対”はないんだなと。ご本人とそのご家族、そして関係者の無念さと心痛を察すると…言葉にならないですね」と自身のInstagramでコメント。「この仕事、スポーツに携わる者としてより一層の覚悟を持って戦いに挑まなくてはいけない。辛いけど、これが僕の選んだ道だから」「とにかく今は彼のご冥福をお祈りします」関連:F2 ベルギー大会 レース1 | 大クラッシュが発生して中止が決定