ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、トロロッソ・ホンダのF1ブラジルGPの予選までの作業を振り返った。金曜日はマイレージをセーブするために“スペック2”でセッションを行っていたトロロッソ・ホンダだが、ホンダは土曜日に“スペック3”を2台に導入。ピエール・ガスリーがQ3進出を果たして10番手で予選を終えた。
「昨日の走行データをもとにマシンのセットアップを煮詰めて午前のプラクティスに臨み、いい感触を得た上で予選に向かうことができました」と田辺豊治はコメント。「午後の予選では時折小雨が降る状況のなか、チームが適切なタイミングでマシンを送り出し、またガスリー選手も力強い走りを見せてくれたことにより、Q3進出を果たすことができました」「明日もレース中盤から終盤にかけて雨の予報が出ていますので、様々な状況に対してシミュレーションを行った上で決勝に臨みます」関連:F1ブラジルGP 予選:ルイス・ハミルトンが今季10回目のPP獲得