ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、惜しくもポイント獲得とはならなかったトロロッソ・ホンダのF1日本GPの決勝レースを振り返った。ホンダのアップデート版“スペック3”エンジンを投入し、予選ではブレンドン・ハートレーが6番手、ピエール・ガスリーが7番手と好パフォーマンスを発揮。2015年のホンダのF1復帰以降、初のホームレースでのポイント獲得に期待がかかった。
しかし、雨に翻弄された予選とは異なり、快晴のなかで行われた決勝ではライバルに対してパフォーマンスを発揮できることができず、ピエール・ガスリーが11位、ブレンドン・ハートレーが13位でレースを終えた。「昨日の予選結果が良かっただけに、それを今日のレースに繋げられず非常に残念に思っています」と田辺豊治はコメント。「ガスリー選手は終始ポイント圏内を走行していましたが、最終盤にオーバーテイクされ、惜しくも入賞を逃してしまいました」「今週末はトロロッソ・ホンダ チームが鈴鹿に入ってから、常に多くのファンの方々に温かい声援をいただきました。チームメンバー全員が勇気づけられましたし、それに応える意味でもポジティブな結果を残したかっただけに、悔しい気持ちが強いです」「ホームレースでのこの悔しさをバネに、今季の残りのレースおよび来年へのパフォーマンス向上に繋げます」関連:F1日本GP 結果 | ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン!
全文を読む