ホンダは、F1ロシアGPに信頼性を向上させた改良型MGU-Hを投入する。マクラーレン・ホンダは、F1バーレーンGPで多発するMGU-Hのトラブルに悩まされた。フェルナンド・アロンソは予選Q2でタイムを記録することができず、ストフェル・バンドーンはレースをスタートすることさえできなかった。
だが、ホンダは、バーレーンGP後の2日間のテストで暫定的な対策を施し、最終日にはストフェル・バンドーンがトラブルフリーで81周を走破している。それ以降、ホンダは問題を解決することに取り組んでおり、F1ロシアGPに改良型のMGU-Hを投入すると Autosport は報道。マクラーレン・ホンダの両方のドライバーがF1ロシアGPで改良された新しいMGU-Hコンポーネントを走らせる。ストフェル・バンドーンは4基目のMGU-Hを走らせることになり、それ以降の交換ではグリッドペナルティを受けることになる。フェルナンド・アロンソは3基目のMGU-Hを搭載することになる。ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は「バーレーンでの期待外れな週末以降、我々はさらにバーレーン・インターナショナル・サーキットでインシーズンテスト中にかなり忙しい数日間を過ごしました。チームはMGU-Hの問題のための対策を施すために懸命に取り組んできました」とコメント。「ストフェルが81周を走行し、我々はテスト2日目までに問題に対する解決策の方向性を確認できたと思います」マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、ホンダが解決策を見つけるためにプッシュを続ける間、マクラーレンはパフォーマンスの他のエリアに集中すると語る。「ここ数レースは、我々が期待やイメージしていたよりも予測できないものだった」とエリック・ブーリエはコメント。「我々はまだどちら側のガレージでもトラブルフリーな週末をまとめられていないし、そこがパフォーマンスに取り組むための第一歩だ」「ホンダはMGU-Hの問題の解決策を見つけることに懸命に取り組んでいるし、マクラーレン側は少なくとも2台揃ってチェッカーフラッグを見ることができるように運営上のプロセスと手順のすべてをあらゆる点で万全にしておくことが重要だ」関連:2017 F1ロシアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
全文を読む