ホンダは、次のF1パワーユニットのアップグレードでは、パフォーマンスの向上を最優先さえ、信頼性にリクスを冒すことも厭わないとしている。マクラーレン・ホンダは、スペインGPからカナダGPまで3戦連続でQ3進出を果たしたが、ターボにアップグレードを施したにも関わらず、モントリオールとバクーではともに11位でレースを終えている。
ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、次のアップグレードを追い求める際は信頼性も考慮はされるが、パワー面ではっきりとした前進を提供するためであれば、いかなる開発であっても導入を妨げることはないと述べた。「実際、現時点では気になってはいますが、信頼性に関してはそれほど気にしてはいません」と長谷川祐介は述べた。「十分なパフォーマンスを得られるのであれば、我々はそれを導入します。このような状況で導入をためらう理由はありません。もちろん、レースを完走することに自信を持っていなければなりませんけどね!」長谷川祐介は、ホンダはパフォーマンスに十分な価値のある開発を行っていないため、まだ内燃エンジンには大幅なアップグレードは導入されていないと説明した。「非常にシンプルです。まだアップデータで十分なパフォーマンスを得られていないので、導入できていません。準備が整っていません。そこに関しては理想的なパーツがありません」「単純なことです。我々には全てを変更するための十分な時間がありません。十分なトークンもありません。ただし、付加的なパーツは導入していきます」「ですが、もちろん、やってきます。「個別の実験的なテストのいくつかでは、それなりの利益を確認していますが、完全なエンジンとしてそれを証明することができていません」
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