ホンダは、エンジンがないF1チームとの契約をメーカーに強いるレギュレーションをFIAが実施した場合、満足できないだろうと述べた。新しいレギュレーションでは、メーカーは5月15日(日)までに供給契約を知らせなければならず、ホンダはマクラーレンのみを伝えた。来シーズン、パワーユニットがないままのチームがいた場合、FIAは6月1日までに解決策を見つけるための交渉を開始。それが実現しなかった場合、供給を手配するためのくじ引きが行われる。
FIAが供給のための規約を実施した場合、ホンダとしてどのように感じるかと質問されたF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介は「我々はそれについて満足ではありません」と Autosport にコメント。「我々が複数のチームに供給する必要があることは理解しています。我々はF1界に貢献しなければなりません。現在、フェラーリとメルセデスだけが4チームに提供していますし、我々は1チームだけです」「FIAによって我々がチームを選ぶことをコントロールできないので、レギュレーションという観点では、あまり良いとは思えません」「我々のパフォーマンスは、他チームとより多くの会話をするには十分に高くありません」「なので、6月1日にどうなるか見守る必要があります」しかし、たとえFIAがメーカーにカスタメーチームへの供給を依頼したとしても、特定の状況を満たさなければ、その要請を断ることができる。「それは自動ではありませねん」と長谷川祐介はコメント。「FIAは特定のチームとの交渉を開始することを進めます」「我々は価格のようないくつかの条件をフィックスさせる必要があります」「我々がそれに同意できない場合、そのコネクションは不可能です。我々は交渉をしようとしなければなりません」長谷川祐介は、マクラーレン以外に第2のチームにパワーユニットを供給する準備はできていないと認めている。いつ準備できるのかと質問された長谷川祐介は「とにかく、供給のために来年にむけて準備していきます。それが我々の義務です」
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