ホンダは、2回目のバルセロナテストに改良を施した2016年F1パワーユニットの最終仕様を投入している。また、マクラーレンは冷却の改善もためにボディワークも調整した。先週の初テストでホンダはいくつかのコンポーネントをテスト。その後、2日間のフィルミングデーを経て、ホンダはFIAのホモロゲーションプロセスを進めている構成を確定させた。
今週バルセロナで走行する最新版のパワーユニットは、初回テストで評価された実験的なコンポーネントとは異なるパーツが使用されている。ホンダの2016年型F1パワーユニットは、出来る限りコンパクトなパッケージングを保ってはいるが、コンプレッサーとターボを大きくするために昨年よりもわずかに高くなっている。また、内燃エンジンとエネルギー回生コンポーネントの冷却特性を改善するために、マクラーレンは気流を改善させるために調整されたエンジンカバーを評価している。このような動きは、マクラーレンが自信を持っている“サイズゼロ”コンセプトに反しているよに見えるが、チームは空力パフォーマンスのためにホンダにエンジン面で妥協することを強要してはいないと主張している。関連:マクラーレン 「サイズゼロへの“誤解”を解きたい」
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