ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める新井康久は、現段階でのマクラーレンの2016年の現実的な目標はQ3に到達することだと述べた。新生マクラーレン・ホンダの船出は、ホンダのパワーユニットの信頼性問題とパフォーマンス不足に直面し、わずか28ポイントという悲惨なものとなった。2015年、マクラーレン・ホンダは一度も予選Q3進出を果たすことができなかった。
だが、新井康久は、冬の期間にホンダが2015年に対処できなかった根本的な変更を施すことができると確信しており、チームには不合理な目標を設定しないことが重要だと述べた。「メルボルンまでにERSの問題、それに信頼性の問題も解決したいと思っています。それは技術的なことです」と新井康久はコメント。「チームとして、本当に正直に言えば、我々はQ3に入りたいと思っています」「(2015年の)冬季テストまで、私は表彰台について話していましたよね。みんなが、私はビッグマウスだと言っていますよ! 表彰台に着けることを願っていますが、今はそれがいつで、どのレースになるかは言えません」「私だけでなく、全員が良いポジションにいることを願っています」「なので、最初のステップはQ3に到達することです。それが最初の一歩です」
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