ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める新井康久は、マクラーレンと共にF1エンジンメーカーの運命を変えることに“ア大きなプレッシャー”を受けているが、状況については“落ち着いている”と述べた。今シーズン、ホンダのパワーユニットの信頼性の低さは際立っており、フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンは、F1オーストリアGPでパワーユニット配分を超過し、合わせて50グリッド降格ペナルティを受けている。
マクラーレン・ホンダは、今シーズンまだ2回しかポイントを獲得しておらず、コンストラクターズ選手権で首位に立つメルセデスから366ポイント差の9位につけている。だが、新井康久は「マクラーレン・ホンダは歴史的なレジェンドなので常に大きなプレッシャを感じています」とコメント。「我々は大きな結果を収めてきましたし、我々のチームの多くのファンが、我々を激しくプッシュしています」「大きなプレッシャーです。ですが、落ち着いています。私は非常に落ち着いていますし、チームとホンダの両方が落ち着いています」散々なパフォーマンスに対して、まだホンダを率いることに適任だと感じているかと質問された新井康久は「そうですね」とコメント。「プログラムを率いていたいです。ホンダにとって長期的なプロジェクトであることを約束します」「毎年、しっかりとステップを果たしていかなければなりません。長期的なプロジェクトです」ホンダはすでに2トークンを使っているが、新井康久は、まだ残りのトークンの使用することについての戦略を決定していないとし、パフォーマンス面を前進させることにより大きな焦点を置いていると語る。「シルバーストンを終えて、まだ残りのトークンを使用する時期については決めていません」「我々にはトークンを使用して、より多くのパワーと信頼性を得るために適用するための新しいアイテムがたくさんあります」「今後、我々はパフォーマンスに集中していきます。信頼性には常に目を向けていますが、パフォーマンスが焦点です」「我々はシーズン後半にステップを果たせると期待しています」「パワーユニットにアップデートを施し、より競争的になり、上位のクルマを追います」
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