ホンダとフェラーリが、トークンを使用してパワーユニットの改良を行ったと報じられている。現在のF1レギュレーションでは、パワーユニットの開発は“トークン”の数で制限されており、今年はメルセデス、フェラーリ、ルノーはトークンを32、ホンダは9(F1オーストラリアGP前に前記3チームが持っていたトークンの平均数を)使うことができる。
Motorsport.com は、今週月曜にFIAから全チームに対し、ホンダは2トークンを、フェラーリは3トークンを、それぞれ使用したことが通知されたと報道。メルセデスとルノーはまだ使用していないという。シーズン前に25トークンを使用したフェラーリは、さらに3トークン使い、シーズンの残りは7トークンとされている。F1カナアGPでアップグレードしたエンジンを使うという正式発表はないが、フェラーリは今週末、改良パワーユニットを導入すると見られている。マクラーレン・ホンダは、F1カナダGP前に信頼性を向上させていると述べており、ホンダは9トークン中、2トークンを使ったとされる。だが、ホンダが何の開発をしているのかは発表されておらず、新エンジンが使用されるかどうかも不明である。各メーカーが今季中に使用できるトークン数は、メルセデスが7、ルノーが12、フェラーリが7、ホンダが7ということになる。関連:F1:パワーユニット開発の『トークン』とは?
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