フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンを含むマクラーレン・ホンダのメンバーは、メルボルンとマレーシアの間に進歩したと強調しているが、Auto Motor und Sport によると、実際にはホンダのF1エンジンが25馬力アップしたことによる改善だと報じている。しかし、同誌は「我々はまだ100馬力以上遅れている」とマクラーレンのチームメンバーのコメントを伝えた。
マクラーレン・ホンダは、一連の信頼性トラブルによって遅れが出たマシン開発についても急ピッチで投入を急いでいる。 同誌によると、MP4-30には、新ノーズ、“Sダクト”、新フロア、サイドポッドが装着されているという。 しかし、今週末の上海では長いストレートや低い気温といった特性のために、そのような進歩は覆い隠されてしまうだろうとチームは考えている。 「ここはマレーシアほど僕たちのマシンパッケージには合っていないと思う」とフェルナンド・アロンソは認めた。 レーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、連戦となるバーレーンでも、現在のパッケージには不向きだと語る。「今後2戦では、セパンで見られたほどの改善はおそらく見られないだろうことは十分承知している」