ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める新井康久が、4日間のヘレステストを振り返った。今年F1に復帰したホンダ。昨年のエンジンメーカー同様の困難は予想されていたものの、決して多くの走行距離を稼げたわけではなかった。しかし、新井康久は、マクラーレン・ホンダの可能性を信じている。
「まずは、マシンをここに持ち込み、実走テストが無事できたことはよかったです」「新しいマシンとパワーユニットのため、このテストで、さくらとウォーキングにいるスタッフによって相当な量の作業が行われました。彼らの努力を誇りに思います」「テストですから、問題が発生することは予測していましたが、今回のテストで起こった事象は予想以上のものであり、走行時間を十分に確保することはできませんでした。このような状況下でフェルナンドとジェンソンのフィードバックによって、非常に有益な情報を得られました」「今、チームは、ポジティブな雰囲気です。バルセロナでは、さらに改良して臨みますので、次回のテストでは強さを増すはずです。あらためて、Hondaが本来いるべき場所であるF1に新たに挑戦することができ、大変うれしく思っています」関連:F1ヘレステスト 最終日:キミ・ライコネンがトップタイム
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