ホンダは、今週バレンシアの合同テストで2008年シーズンをスタートさせると発表した。今週後半には今月後半の正式発表会前に2008年マシンのRA108が登場し、また日本人ドライバー小暮卓史がテストに参加する。RA108は、新しいテストドライバーのアレキサンダー・ブルツがRA107でのプログラムを完了した後、トラックデビューを果たす。RA108のテストは、暫定的な白いカラーリングで行われ、来週イギリス・ブラックリーで行われる発表会で、新しいカラーリングが披露される。
小暮卓史は、ホンダが有望な若手ドライバーを支援する“フォーミュラー・ドリーム・プロジェクト”の一環として、23日と24日、昨シーズンのマシンのRA107をドライブする予定である。小暮は、日本でフォーミュラ・ニッポンとスーパーGTシリーズにホンダから参戦している。小暮卓史「F1マシンをドライブするのは2度目です。本当に楽しみにしています。ベストを尽くし、日本でのレーシング経験のすべて利用して良いパフォーマンスみせたいです。世界最高のレーシングドライバーであるチームのF1ドライバーとのテストは、多くを学べると思っています。素晴らしい機会を与えてくれたホンダ・レーシングF1チームとホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクトにとても感謝しています」