4月1日(土)、栃木県・ツインリンクもてぎにて行われたスーパー耐久シリーズ第1戦に「CIVIC TYPE R」が参戦し、デビュー戦を1-2フィニッシュで飾った。2017年のスーパー耐久シリーズは、欧州・アジアを中心に活況を呈する「TCR車両」で参戦できる「ST-Rクラス」を新設。これに合わせて、CIVIC TYPE Rをベースに、ホンダの公認コンストラクターであるイタリアのJAS MOTORSPORTが製作した「CIVIC TCR」2台が日本に上陸し、同クラスに参加した。
なお、この2台のマシンの参戦にあたっては、株式会社ホンダアクセスがサポートしている。#97 Modulo CIVIC TCRのドライバーは、元WGPライダーの伊藤真一、過去F1参戦経験を持つ中野信治、そして「FIT1.5チャレンジカップ」で2年連続チャンピオンを獲得した海老澤紳一の3名。一方の#98 Modulo CIVIC TCRは、黒澤琢弥、石川京侍、加藤寛規という顔ぶれで臨んだ。200分間で行われた決勝では、日本に上陸したばかりのCIVICが、同じくST-Rクラスに参戦するアウディRS3 LMSのほか、ST-1(ポルシェ911 GT3 cup、BMW Z4が参戦)、ST-2(スバルインプレッサ、三菱ランサーが参戦)クラスの車両とも互角にレースを戦い、#98(黒澤/石川/加藤)が優勝。2位に#97(伊藤/中野/海老澤)が続き、1-2フィニッシュを果たした。これまでも数々のレースで活躍してきたCIVICの新たな戴冠に対して、周囲から高い注目が集った。スーパー耐久シリーズ第2戦は、4月30日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOで開催される。
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