ニック・ハイドフェルドが2011年にF1残留するチームとして、ルノーとフォース・インディアが挙げられている。今年メルセデスGPとピレリでのテストドライバーを務めていたニック・ハイドフェルドは、シンガポールGPからザウバーでF1復帰を果たしたが、ザウバーと来季の契約は結んでおらず、ザウバーは2011年の小林可夢偉のチームメイトとしてルーキーのセルジオ・ペレスを起用する。
個人スポンサーを持ち込んでいないことを明らかにしているニック・ハイドフェルドは、韓国で2011年のルノーのヴィタリー・ペトロフの後任として浮上した。ルノーのチーム代表エリック・ブーリエは、アブダビGPでドライバーを発表することを示唆。Auto Motor und Sport に対して「ハイドフェルドとスーティルの両方に可能性がある」と述べた。ルノーが今年ロバート・クビサとともに良いドライバーを起用していれば、メルセデスGPを倒してコンストラクターズ4位を獲得でき、ペトロフが持ち込んだ持参金を上回る賞金が手に入ったかもしれない。ルノーのもう一人の候補としては挙げられているエイドリアン・スーティルには、メディオンの500万ユーロのスポンサーシップがついている。ハイドフェルドにとって良いニュースは、スーティルにはウィリアムズ移籍の可能性もあること。スーティルがルノーかウィリアムズに移籍すれば、フォース・インディアに空席ができることになる。「スーティスが抜ければ、その場所はフリーになる」とハイドフェルドは認めている。ドイツのメディアは「フォース・インディアが2011年にヴィタントニオ・リウッツィとポール・ディ・デスタを起用することは考えられない。一人は新人で、もう一人は期待外れだった」と報じている。
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