ニック・ハイドフェルドは、昨年のアブダビGP以来のグランプリとなる今週末のシンガポールGPを単にF1へ再順応するためのレースだとは捉えていない。ペドロ・デ・ラ・ロサの後任としてザウバーのシートを獲得したハイドフェルドだが、また2011年のレースシートは確保していない。「僕にとって、これは僕がここにいることを示すチャンスだ」とハイドフェルドは語る。
ハイドフェルドは、新しいチームメイトとなる小林可夢偉を上回ることが目標だと語る。「F1は幼稚園ではない。常にチームメイトを打ち負かさなければならないし、それができると思っていなければならない」「遅いドライバーはいなくなる。それがF1だ」