ニック・ハイドフェルドは、まだF1を忘れ去る準備はできないと語った。F1で180戦以上の戦ったニック・ハイドフェルドは、昨年、負傷したロバート・クビサの代役としてルノー(現ロータス)から参戦したが、シーズン途中でブルーノ・セナにシートを明け渡した。ニック・ハイドフェルドは、突然の放出にまだ怒っていることを明らかにした。
「あのようなプロセスを乗り越えるにはしばらく時間がかかるし、まだ消化できてはいない」とニック・ハイドフェルドはコメント。「あんな形での別れは想像していなかった」 F1を離れて以来、ニック・ハイドフェルドは他のカテゴリーに何度か参戦しているが、今は2013年について「交渉を始めたところ」だと明かした。優先はF1だ。「まだ何かほかのことに挑戦しようと思える段階にはいない」とニック・ハイドフェルドは DPA通信 コメント。「このスポーツへの思いが強すぎるんだ」 「でも、(F1復帰が)簡単なものだったらとっくにしている。簡単ではないけど、その一方で、近年見てきたように常に予想外のことは起きるものだ」「でも、どのチームでもいいというわけではないし、まっすぐにトップチームに入れるチャンスはかなり小さいこともわかっている。リザーブドライバーになるのも無意味だ。走れないからね」「なので、もし成功の見込みがないのなら、それ以上は求めない」ニック・ハイドフェルドは、F1キャリアで、未勝利ながら最も多く表彰台に上がったドライバーという記録を持っている。 「もっといい記録はあるよね」とニック・ハイドフェルドは笑う。「でも、表彰台どころか、F1に来ることさえできないドライバーもたくさんいるので、特別なことではあるね」
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