ニック・ハイドフェルドが、2011年開幕戦F1オーストラリアGPへの抱負を語った。ニック、いよいよ初レースですね。興奮していますか?いつもオーストラリアに行くのを楽しみにしている。人々はリラックスしているし、いつも温かい雰囲気なので、カレンダーでもい気に入りの場所だ。
1ヶ月チームと過ごしてきましたね。いかがですか?1回目のテストからクルマを正しい方向性にプッシュしようとしていたし、これまでチームととの作業をとても楽しんでいる。これまでいたチームよりも、より多くのインプットを与えられると感じている。全員がとてもオープンだし、僕の言うことにも関心を示してくれる。どんな冬を過ごしてきましたか?テストについて話すときは、常に客観的に捉えなければならない。僕たちには速いクルマがあると思うけど、グリッドの全てのチームと同じようにいくつか問題を抱えてきた。特に信頼性面でね。そうは言っても、いくつか非常にかなり期待できるものを開発できた。R31の競争力をどう判断していますか?僕たちの位置についての考えはあるけど、誰も正確には分からない。クルマのパフォーマンスは高いと思うし、もしすべてが順調にいけば、シーズン序盤から表彰台を争えると期待している。見た目のいいクルマは速いと言われますが…その質問がそのまま答えになっているよ。このクルマはグラマラスだね。主観的なものだとはわかっているけど、実際にR31を見てみてよ。昨年は、ピレリテストに携わっていましたね。今シーズンに役立ちますか?それはまったくない。僕たちが何をやっていたのかも覚えていないよ(笑)。メルボルンでは、どんなことが予想されますか?未知なものがたくさんある。特に可変リアウイング、KERS、ピレリタイヤでレースをするのは今回が初めてだからね。一番影響のあるものはタイヤだと思うし、戦略はかなりエキサイティングなものになるだろうね。これまでよりも、ピットストップが多くなると思っている。少なくとも3回はあるだろう。ピットストップのウインドウも狭まると思う。タイヤがたれてきてパフォーマンスを失ってきたら、ピットインするしかなくないからね。そうしなければ、大きくタイムを失ってしまう。