ルイス・ハミルトンはF1のウインターブレイク期間中、自身が共同創業したノンアルコールのブルーアガベ飲料ブランド「Almave」とともに、2025年シーズンを振り返り、来る年に目を向ける公開書簡を発表した。書簡の中で、7度のF1ワールドチャンピオンは、「立ち止まり、振り返り、次に何が来るのかを導くために、節目となる瞬間を土台に築いていくことがいかに重要か」を強調している。
これは、フェラーリ移籍初年度となった2025年シーズンが厳しいものだったことを考えると、象徴的な言葉と言える。ハミルトンはこのシーズン、グランプリで一度も表彰台に立つことができなかった。これは彼のF1キャリアにおいて初めての出来事だった。また、チームメイトであるシャルル・ルクレールに対して、終始ペースで劣る場面が目立った。フェラーリのSF-25は本来あるべき姿から程遠いマシンだったが、それでも40歳のハミルトン自身も期待を下回る内容に終始し、メディア対応では苛立ちや落胆を隠さない姿が多く見られた。それでも書簡の後半で、通算105勝のグランプリウィナーは次のように綴っている。「2026年に向けて、僕が考えているのは、喜び、情熱、そして好奇心だ。」2025年シーズンは情熱的なフェラーリファンにとって歓喜をもたらす年とはならなかったが、2026年には新たなF1レギュレーションが導入される。その中で、スクーデリア・フェラーリとハミルトンがどのようなパフォーマンスを見せるのか、大きな好奇心が集まることになる。