ルイス・ハミルトンは、メルセデスF1チームの従業員に対し、自らの口でフェラーリへの移籍を報告したと伝えられている。ハミルトンのスクーデリア・フェラーリ移籍の噂は、フェラーリが7度の世界チャンピオンに移籍するよう説得したとするイタリアメディアの爆弾発言から始まり、木曜を通じて噂は深刻な勢いを増した。
木曜日にブラックリーのファクトリーに張っていたSky Sports F1のレイチェル・ブルックスは、木曜日の午後2時にファクトリーで行われたミーティングで、ロースター登録されていないにもかかわらず特別に出勤してきた従業員も含めて状況を明らかにしたと伝えた。ハミルトンは2012年末にメルセデスに移籍して以来、6つのタイトルを一緒に獲得してきたスタッフに感謝するために会議に出席したと伝えられている。一方、技術部門のボスであるジェームス・アリソンは同席したが、トト・ヴォルフはモナコの自宅から電話で参加したとされている。ブルックスはSkyの生中継で「ここメルセデスのブラックリー基地のスタッフはミーティングで、それが起こっていることだと聞かされたところです」と語った。「ミーティングは10分かそこらで終わりました。私たちはスタッフが到着するのを見たが、10~14分もしないうちに彼らはまた去っていきました」「彼らはルイス・ハミルトンが2024年シーズン限りでメルセデスを去ることを知らされました。これはモータースポーツ全体にとって大きな、大きなニュースです」「彼はずっとメルセデスでキャリアを終えるように見えていました。彼らはコース上での、そしてコース外での多くの取り組みで彼をバックアップしてきました」「しかし、彼はフェラーリの赤を着るために去ることになりました」ルイス・ハミルトンは「僕はこのチームで素晴らしい11年間を過ごしてきたし、一緒に達成してきたことをとても誇りに思う。メルセデスは13歳の時から私の人生の一部だった」と語った。「ここは僕が育ってきた場所なので、去るという決断は僕がこれまでに下さなければならなかった最も難しい決断の一つだった」「でも、僕がこの一歩を踏み出すには今が適切な時期であり、新たな挑戦に取り組むことに興奮している。メルセデスファミリーの素晴らしいサポート、特にトトの友情とリーダーシップに永遠に感謝しており、一緒に良い成績を収めたいと思っている」「今シーズンは最高のパフォーマンスを発揮し、シルバーアローズでの最後の年を思い出に残る年にすることに100%全力で取り組んでいる」