ルイス・ハミルトンがF1初優勝を飾った際に着用していたレーシングスーツがオークションに出品され、24万1300ドル(約3430万円)で落札された。ハミルトンは2007年にジル・ヴィルヌーブ・サーキトで開催されたF1第6戦カナダGPで初優勝を飾り、これが彼のF1史上最多となる103勝の第1号となった。
今、その歴史的な日のメモラビリアが、あるコレクターの手に渡った。25万ドル近い大金をはたいて自分のものにしたのだ。7度のワールドチャンピオンにであるルイス・ハミルトンは2007年にマクラーレンに加入し、F1史上最高のルーキーシーズンの1つを送り、わずか6戦目で初勝利を収め、それまでのレースですべて表彰台を獲得していた。その年はフェラーリのキミ・ライコネンに1ポイント差で惜しくもタイトルを逃し、チームメイトのフェルナンド・アロンソと同ポイントでフィニッシュ。1年後に初タイトルを獲得した。このスーツはRMサザビーズによってオークションにかけられ、2013年にハミルトンが初めて所有したメルセデスのマシンもオークションにかけられ、1,510万ドルという驚異的な価格で落札された。本物であることを確認するためにスポーツ・インベスターズ・オーセンティケーションによって写真照合された。ハミルトンのメモラビリアは、トレーディングカードが100万ドル近い価格で落札されたり、ファン・マヌエル・ファンジオのW196Rに次いで2番目に高額で落札されたハミルトンのW04など市場で絶大な人気を誇っている。
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