ルイス・ハミルトンは、2023年F1第21戦サンパウロGP(ブラジルGP)のスプリントを7位でフィニッシュした「酷い」レースの後、メルセデスのタイヤ問題を「解決」する方法がないことを懸念している。ハミルトンは、フェラーリのシャルル・ルクレールとアルファタウリの角田裕毅に終盤で敗れ、インテルラゴスでの24周のレースで7位にとどまった。
序盤は4番手まで順位を上げていた38歳のハミルトンだったが、リヤタイヤのデグラデーションに苦しみ、順位を下げた。「酷いものだったよ」とハミルトンはスプリント後に語った。「まったく楽しくなかった。スタートは良かったけど、その後はバランスに苦しんだ」「アンダーステアが多くて、そのあと急にオーバーステアになった。非常に早い段階からクルマと格闘していた」 「最後はタイヤがなくなってしまった。明日に向けてどう修正すればいいのかまったくわからない」ハミルトンは、5番手からスタートする日曜日のレースは難しいものになると予想している。「長い午後になるのは間違いない。「セットアップを間違えたとしか思えない。それが現実だ」「明日は全力で戦うけど、勝てないのは確かだ」「明日はタイヤをうまくコントロールできるかどうか試してみるよ」ルイス・ハミルトン「楽しいレースではなかった。スタートはうまくいって、セルジオ・ペレスのポジションを獲得することができた。でもその後はバランスに苦しんだ。アンダーステアが多くて、そのあと急にオーバーステアになり、序盤からマシンと格闘していた。終盤にはタイヤのグリップがなくなってしまい、セットアップを間違えたとしか思えない。明日に向けていくつか変更する方法を見つける必要があるだろう。もし改善できなければ、長い午後になるだろう。もちろん、できる限りハードに戦うつもりだし、今日よりももう少しタイヤをうまくコントロールできるように努力するつもりだ」
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