メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、2023年F1第15戦イタリアGP初日のフリー走行を17番手で終えた。FP1セッションで8番手タイムではあったものの、一見快適に見えたハミルトンだが、FP2ではW14でパフォーマンスを見つけるのに苦労し、イライラを募らせた。
「FP1を終えて)クルマには概ね満足していたんだけど、それから変更を加えたんだ」とハミルトンは語った。「プラクティス2回目に入ると、いつもその理由がわからないんだけど、クルマはプラクティス2回目のほうが困難になっているようだ。だから、今データを調べているところだ。でも、一晩で修正できると確信している」「僕たちには変更できるものが何千もある。だから、メカニカルなのか、タイヤなのか、温度なのか、空力バランスなのか、本当の問題が何かを知るだけだ。今夜それを解決するつもりだ」ハミルトンはトップ10シュートアウト進出への希望については慎重で「今のペースでは、Q3進出がどれだけ簡単かわからない。そこは一晩かけて取り組んでいくことだ」とコメント。「今朝は明らかにトップ3に入るのが簡単だったから、そこに到達できるように祈っている」ルイス・ハミルトン(メルセデス)「僕にとっては比較的普通の金曜日のプログラムだった。信頼性は高く、やらなければならないさまざまなテストをチェックしながら、必要な作業を完了した。今日から学ぶことはたくさんある。いつものように、今夜は土曜日に向けて改善するために少し作業する予定だ。明日はもっと速く走れるよう、チームがセットアップとクルマのバランスを改善するために一晩で素晴らしい仕事をしてくれることを僕は知っている」