メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、2023年のここまでのレッドブルの優位性は、RB19のリアエンドの強さにあると語る。レッドブルは今年、3レースすべてで比較的容易に勝利を収め、F1フィールドのトップクラスであることを証明した。
2022年と同じように、メルセデスF1はレッドブルのペースに近づいていないように見えるが、前戦オーストラリアGPでは、ジョージ・ラッセルがオープニングラップをリードし、ハミルトンが2位でフィニッシュするなど、シルバーアローは改善を果たしている。メルセデスの2022年型マシンは、特にその年の序盤にバウンシングとポーパシングの問題に悩まされていたが、ハミルトンは2023年型に向けてチームがそれを解決したと指摘した。「2022年には最終戦の最後の1周までバウンシングがあった」とハミルトンはRacingNews365.comに語った。「バウンシングが最も少なかったレースは、確かブラジル(ラッセルが2022年にメルセデスの唯一の勝利を挙げたレース)だったと思う」「今年のマシンは、バウンシングがないんだ。時折、その名残があるけどね」ハミルトンは続けて、2023年のW14をドライブすることは、W13のステアリングを握るよりも楽しい経験だったと語り、レッドブルのリアエンドの優位性についても言及した。「W13のバランスは1年を通してほとんど同じだった」とハミルトンは語った。「フロントエンドが多く、リアエンドはほとんどなく、ターンインした瞬間から非常に尖っていて、非常に予測しにくい、大規模な予測不可能なマシンだった」「我々はまだ全般的に非常に強力なフロントを持っているけど、我々が望んでいるほど良いリアを持っていない」「レッドブルを見ていると、早くからパワーをかけて、コーナーでスピードを発揮できるのは、リアエンドがはるかに強力だからだ。「でも、今年のマシンはバウンシングがない分、予測しやすく、運転しやすい」
全文を読む