メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、F1サウジアラビアGPの金曜フリー走行でトップタイムをマークしたが、まだシングルラップのペースに取り組む必要があると語る。ルイス・ハミルトンは、初走行となるジェッダ・コーニッシュ・サーキットでの両方のフリープラクティスセッションでトップタイムをマーク。FP2セッションではチームメイトのバルテリ・ボッタスとアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーを上回った。
F1タイトル争いのライバルであるマックス・フェルスタッペンは、FP1でルイス・ハミルトンに次ぐ2番手タイムを記録したが、FP2では0.195秒差の4番手でセッションを終えた。だが、ルイス・ハミルトンは、最速タイムを記録したにも関わらず、メルセデスはまだシングルラップのペースに関しては作業が必要だと感じていると語る。ただし、ロングランについてより満足しているようだ。ルイス・ハミルトンは「他と比べて、僕たちはシングルラップは速くないけど、ロングランはそれほど悪くはない」と語った。「セッション間でいくつか変更を加えた。どちらにとどまりたいかまだ分からない」「明日にむけて正しいセットアップを考え出せるように、今夜は研究して、ファクトリーに人たちと協力していく。悪い場所ではないことは間違いない」「言ったように、シングルラップでは彼ら(レッドブル)はかなり速いと思うので、やらなければならないことが少しある」メルセデスF1のトラックサイドエンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショヴリンは、メルセデスのシングルラップの問題は、ピレリの最も柔らかいタイヤコンパウンドを夜間のコンディションで1周を通して最大限に活用することに関するものであると説明した。「ロングランのマシンのパフォーマンスに満足していると思う」とアンドリュー・ショブリンはSky F1に語った。「シングルラップは午後よりも今朝の方が満足できた。タイヤ、。特にそのソフトからグリップを引き出すのに苦労した」「今は自分たちの問題を理解するためにそこで何をすべきかについていくつかのアイデアを持っている。今夜それを改善しようと忙しくなるだろう」「コースが少し暖かくかった朝は我々とって満足のいく状況だった。夜間のセッションに移ると、間違いなく苦労した」「ロングランは力強く見えたし、それは基本的なパフォーマンスがマシンにあることを伝える傾向がある。とにかくQ3のシングルラップのためにタイヤを正しいウィンドウに入れるためにすべてを微調整していかなければならない」