メルセデスF1のルイスハミルトンは、F1トルコGPの決勝を11番グリッドから挽回するのは「難しい」仕事になることを覚悟していると語る。 ルイス・ハミルトンは、F1トルコGPの予選でチームメイトのバルテリ・ボッタスとライバルのマックス・フェルスタッペンに先んじ最速タイムで予選を終えたが、4基目のエンジンに交換しているため、決勝は11番グリッドからスタートする。
ルイス・ハミルトンは、前にいる大多数のドライバーと同じミディアムタイヤでスタート。Q2では角田裕毅だけがソフトで走った。また、予選11番手で終えて10番グリッドに昇格するセバスチャン・ベッテルは、タイヤを自由に選択できる。「全般的にセッションは非常にトリッキーだった。まだウェットパッチが残っていて、1周目にタイヤの温度を上げるのは簡単ではなかった」とルイス・ハミルトンは語った。 「でも、チームは本当に素晴らしい仕事をしてくれた。オンタイムで出ていくことができたという点で、パフォーマンスにとても満足している。明日は難しいだろうけど、全力を尽くすつもりだ」マックス・フェルスタッペンに対して2ポイントのチャンピオンシップリードを保持しているルイス・ハミルトンは、厳しい日曜日の午後を予想しており、前回のソチのケースのように、競争の激しいミッドフィールドでマシアンのトレインの後ろで立ち往生する可能性があることを恐れている。 「オーバーテイクは簡単ではないし、全員が同じタイヤを履いているので、順位を上げるのは難しくなると思う」とルイス・ハミルトンは認めた。 「前回のレースでマックスは6位くらいに到達してから、順位を上げるのが難しくなっていたのを見た。逆もまた同様だ」とルイス・ハミルトンは付け加えた。「でも、ロングストレートがある。ここのファンに素晴らしいレースを提供できることを願っている」 メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフも、ルイス・ハミルトンにとって「進歩は難しいものになるだろう」と認める。「マイナス面はフロントローをロックアウトする可能性があった週末だということだ。そうではなかった」とトト・ヴォルフは Sky Sports に語った。 「彼は降格しなければならないし、角田を除いてすべてのマシンが彼の前でミディアムで走るので簡単ではないだろう。進歩は難しいものになるだろう」 メルセデスのペースアドバンテージがレースで十分かどうかを質問されたトト・ヴォルフは「そう願っているが、昨日のロングランで、ある段階でハースとウィリアムズの後ろにいたが、近づくのは非常に困難だった」とコメント。「戦略がそれに役立つと思う」
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