2021年F1オーストリアGPでルイス・ハミルトンと2位争いを展開したランド・ノリスは、7回のF1ワールドチャンピオンから称賛を受けた。予選でレッドブル・ホンダの1台とメルセデスの2台を倒して2番グリッドを獲得したランド・ノリスは、決勝でも素晴らしいパフォーマンスを披露して3位表彰台を獲得。温暖な天候とマクラーレンのマシン改善も貢献したが、レッドブル・リンクでここまで速いとは予想していなかったと認めている。
決勝ではセルジオ・ペレスに対して一歩も退かない強気な走りを見せ、ルイス・ハミルトンに対しても素晴らしいディフェンスを披露。5秒加算ペナルティが出てタイヤをセーフする戦略に変えたとみられる20周目まで見事に抑え込んだ。ランド・ノリスを抜いた後、ルイス・ハミルトンは『ランドは本当に素晴らしいドライバーだ』と無線でライバルを称える珍しい行動に出た。マクラーレンのF1チーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、スチュワードがレッドブルのセルジオ・ペレスをレースの早い段階でコースから押し出した判断してタイムペナルティが科すことがなければ、2位でフィニッシュできたと語る。「ポジティブなことに焦点を合わせよう」とアンドレアス・ザイドルは付け加えた。「チーム、そして、ランドによるセンセーショナルなレースウィークエンドだった」ランド・ノリスは、今年の唯一9戦すべてでポイントを獲得し、そのうち8戦をトップ5以内で終えて、現在ランキング4位につけている。だが、次戦シルバーストンでのホームレースについては期待が急上昇することに対して警告する。「オーストリアでは、F1に初めて来て以来、毎年力を発揮してきた。昨シーズン、シルバーストンは僕たちにとってあまり良くはなかった」「ネガティブになりたいというわけではない。ただ現実的なだけだ」「厄介なのは、今週末に多くの人がこれを期待していることだ」「これからは毎週末、多くの人がこれを期待して、『なぜ僕たちは速くないのか?』と不平を言うんだろうなと感じている」「シルバーストンに行って、おそらくもう少し正常に戻ることは分かっている。だから、眩暈がするようなことはない」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿
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