ルイス・ハミルトンは、2010年のチームメイトとしてチームにジェンソン・バトンを推薦していたことを明らかにした。以前にハミルトンは2年間チームメイトだったヘイキ・コバライネンが残留すれば嬉しいと語っていたが、MP4-25の発表会でチーム代表のマーティン・ウィットマーシュに電話で自身の提案を伝えたと語った。「知らなくてもいいことだけど、実は僕がマーティンに電話して『ジェンソンはどうかな?』って言ったんだ」
「交渉が始まる前のことだった」マクラーレンとジェンソン・バトンが交渉を始めたのは、2009年シーズン末にブラウンGPとバトンの交渉が決裂した直後だと思われていので、この情報にメディアは驚いた。「僕にドライバーを決める権利はないけど、ジェンソンと話してみたらと言ったんだ。彼は獲得できる最高のドライバーだったし、チームも最高のドライバーを望んでいた」ジェンソン・バトンは、ハミルトンの推薦を知っていたのかという質問に首を振った。ハミルトンは、競争力の劣るドライバーとチームを組むことを好むとの意見を否定した。「僕一人ではコンストラクターズ・チャンピオンシップに優つことはできない。だからできるだけ強いチームメイトが必要だ」「自分をプッシュしてくれるチームメイトを望んでいる。その点、2007年(のアロンソ)もそうだったし、2008年のヘイキも僕をプッシュしてくれた。ジェンソンを負かすのは難しいだろう。去年の彼の結果が物語っている」関連:・マクラーレン、MP4-25を発表 - 2010年1月29日・マクラーレン MP4-25 (主要諸元)