メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、レッドブル・ホンダとのシーズンにわたる戦いの見通しに興奮しているが、さらに引き離される可能性があることを警戒している。プレシーズンテストで苦戦しているように見えたメルセデスF1だが、最終的には7回のダブルチャンピオンチームであるメルセデスは2021年も勝利を争うことになるだろうという楽観論もあった。
そのシナリオは開幕戦F1バーレーンGPでまさに実現した。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが0.4秒差をつけてポールポジションを獲得したが、決勝ではメルセデスがルイス・ハミルトンをピット戦略でリードさせ、勝利を掴み取っている。F1ファンと同じようにルイス・ハミルトンはメルセデスとレッドブル・ホンダとのシーズンを通した接戦を望んでいるが、実際にはレッドブル・ホンダgはるか先に進む可能性があるのではないかと心配している。「それはすべてのファンが長い間望んでいたものだと思う」とルイス・ハミルトンは語った。「もちろん、たった1つのレースが終わっただけなので、シーズンがどのように展開するかという観点から将来がどうなるかはわからない」「彼らのペースがあれば、彼らはもっと先を行く可能性がある。でも、僕たちはこの戦いから離されないように努力するつもりだ」「マックスとバルテリ(ボッタス)とのこのようなレースがもっとたくさんあることを願っている。これからは22戦という長い道のりだ。信じられないよね! 今年が終わることには灰になっているだろう」マックス・フェルスタッペンも、印象的なF1バーレーンGPでのパフォーマンスにもかかわらず、レッドブル・ホンダがペース面でどの位置にいるのかはまだ完全には明らかではないと語る。「素晴らしいことだったけど、ルイスが言ったように、ペース的に僕たちが正確にどの位置にいるかを言うのはまだ少し難しい」とマックス・フェルスタッペンは説明した。「でも、繰り返しになるけど、非常に長いシーズンでもあるし、どうなるかは時間が経てばわかると思う」