メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、F1プレシーズンテスト2日目を終えて、チームがまだ2021年F1マシン『W12』のリアエンドの“スイートスポット”を見つけられていないと認める。テスト初日はギアボックストラブルによって多くの走行時間を失ったメルセデスF1だが、2日目は二人のドライバーで2倍以上となる116周を走破。失望の初日から挽回を果たした。
それでも、ルイス・ハミルトンは、低速のターン13で赤旗の原因となるスピンを喫して約45分をロス。コースに復帰して最終的に総合15番手でセッションを終えた。一方、午後からW12を引き継いだバルテリ・ボッタスは2日目のタイムシートのトップに立っている。スピンについてルイス・ハミルトンは「今日は風向きが180度違ったと思うので、コースは大きく異なっていた」とサーキットのコンディションに言及。「昨日プッシュできなかったいくつかの場所でプッシュできた。ターン13は非常に突風が吹いていた」「この新しいレギュレーション変更によって、リアのフィーリングはとりわけ素晴らしいものではないけど、僕たちはスイートスポットを見つけようとしている」メルセデスF1にとって、2021年はチャレンジングなスタートになっているように見えるが、ルイス・ハミルトンはまだパニックに陥るようなことはないと語る。「まだテスト2日目だ。僕たちはとにかく自分たちの仕事をすることに集中している。現時点ではまだ全然だけどね」とルイス・ハミルトンは付け加えた。「僕たちはとにかくマシンを理解することに集中しているところだ。まだ心配しても意味はない」「全員が自分たちのプログラムに集中しているし、それが僕たちが行っていることだ」メルセデスF1は3日間ともに午前と午後にドライバーを分担しており、ルイス・ハミルトンは最終日の午後に再び走行を行う。 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿
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