ルイス・ハミルトンは、メルセデスの今季マシン『W10』は、プレシーズンテストでは“ポンコツ”マシンだったと語る。プレシーズンテストではフェラーリが最速のマシンを作ったと多くの人々が考えていたが、蓋を開けてみれば、メルセデスが開幕から8連続と圧倒して驚かせた。最終的にメルセデスは前人未到のダブルタイトル6連覇を達成している
ルイス・ハミルトン自体も驚いた人のひとりであり、テスト最終日までメルセデスW10は“ポンコツ”だったと語った。「今シーズンをスタートしたとき、実際に僕たちのマシンは運転するには本当にポンコツだった」とルイス・ハミルトンはFIA授賞式でコメント。「テストを見ればそれほど良くなかった。僕たちはマシンをウィンドウに収めることができていなかったし、最後の日まで機能していなかった。そして、開幕戦に向かうと僕たちはすでにいくつかの素晴らしい結果が得ていた」「良い1年だった。キャリア全体でも最高の年だったと言える」ルイス・ハミルトンは、ニキ・ラウダとアントワーヌ・ユベールの死によって非常に感情的なシーズンとなったが、2019年を最高のシーズンにしたのは外部からの影響だと述べた。「おそらく、外部からの影響のほうが大きい。それによって本当に最高の年になったと思う」とルイス・ハミルトンはコメント。「シーズン全体は去年と同じくらい強かったと思う。今年の予選はそれほど強くなかったけど、それでもかなり頻繁にフロントローやトップ3で予選を終えていたし、突然、全員より30馬力多くなったフェラーリに割って入っていた」「それでも予選は良かったと思う。でも、今年は運転するのが難しいマシンだった。だから、レースは昨年と同じくらい強かった」「実際にチャンピオンシップを勝ち取ったのはレースだし、チームワークの観点からも外でのチームとのコラボレーションで外で満足できた」「ファッションの面でもドアが開かれたようだった。好評を博しているし、僕のファンは素晴らしいく、僕のことをサポートしてくれた」「だから、それらのことができるようになった。ネガティブな意味でそれは気を散らすことになるのであまり語られることはないけどね」「失った人もかなりいたし、感情的なとてもジェットコースターだった。開幕戦からモナコ、スパまで、モータースポーツの世界では大きなくぼみだった。誰もが苦労していたと思う」