メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1ロシアGP予選での最後のラップは完璧に近いものだったと感じているが、“ジェットモード”と表現するフェラーリのストレートスピードによって0.4秒差をつけられることになった。ルイス・ハミルトンは、フェラーリ勢に割って入り、4戦連続でポールポジションを獲得したシャルル・ルクレールの隣のフロントローを獲得した。
ルイス・ハミルトンは、ソチのストレートにおけるフェラーリのパワーとトップスピードに対抗することはほとんどできないと述べ、メルセデスは1周当たり0.8秒を失っていると考えている。そのため、ルイス・ハミルトンは、今回の予選で2番グリッドを獲得できたのは“ポールに値する”と考えている。「タフな予選セッションだった。彼らはストレートでクレイジーなスピードを持っているからね。彼らの“パーティモード”を別のレベルにあるけど、それ以外にも何かがある。ジェットモードだ!」「例えば、僕たちがリードしていたり、ポールポジションにいたとしても、彼らはターン1までのストレートであまりに速いし、彼らはジェット燃料かなんかで僕たちをぶち抜いていく」「最後の数周はクルマの中でいかにまとめあげて最適化できたかという点でポールに値するものだと感じている。当然、彼らは僕たちよりも速いしい、シャルルは素晴らしい仕事をしたと思うけど、できる限り限界に近づくという点では、シーズン後半でクルマをどんどん快適に感じられるようになってきている。彼らと比較して少しパフォーマンスを失っているとしていもね「2台のフェラーリに間に割って入れたことはかなり大きな成果だと感じている。現時点で彼らは僕たちに対して少しデルタを持っているからね」ルイス・ハミルトンは、ミディアムタイヤでQ2を突破するというメルセデスの戦略を指示。フェラーリよりも耐久性のあるタイヤでスタートすることで、戦略でフェラーリに挑めることを期待していると語る。「異なる戦略を生かせることを願っている。僕たちが異なるタイヤを履いたのはそれが理由だし、最後の数周で彼らにプレッシャーをかけ続けられることを願っている。明日は彼らと良い戦いができると期待している」「チームはミディアムタイヤでタイムを出すために素晴らしい仕事をしたと思う。当然、2つのタイヤには常に少しデルタがあるし、柔らかいタイヤの方がスタートには有利だなので、明日はスタートが難しいだろう」