ルイス・ハミルトンは、2020年もバルテリ・ボッタスを続投させるというメルセデスの選択は“賢明な決断”だと称賛した。メルセデスは8月29日(木)、バルテリ・ボッタスとの1年間の契約オプションを行使し、2020年もルイス・ハミルトンのチームメイトを務めることを発表した。
バルテリ・ボッタスは、2020年のシート獲得についてメルセデスのジュニアドライバーであるエステバン・オコンのプレッシャーを受けていたが、夏休み後まで決定を待たされることになった。ルイス・ハミルトンは、2017年にバルテリ・ボッタスが加入して以来、良好な関係を築いており、メルセデスの決定を歓迎した。「継続性は常に素晴らしいことだと思う。僕たちには仕事をするための素晴らしい環境が出来上がっているし、時間をかけて作り上げてきた」とルイス・ハミルトンはコメント。「これで4年目になると思いる。バルテリとは素晴らしい関係を築いている。彼は常に改善している。正直なところ、チームは賢明な決断をしたと思う。彼と一緒に仕事ができることを本当に楽しみにしている。一般的に彼と一緒に仕事をするのは本当に楽しい」バルテリ・ボッタスとの仕事上の関係がなぜそこまでうまくいっているのかと質問されたルイス・ハミルトンは「彼は僕よりも若いけど、年上に見えるので僕を格好良く見せてくれるからかな。それは常に良いことだ!」と冗談交じりにコメント。「正直、本当に親密な関係です。僕たちは常にお互いに敬意を払っている。特に競争が激しい場合はあまり一般的なことではない。彼は目を覚まし、僕を倒したいと思っている。でも、僕たちは男としてお互いに握手をする」「組織内のエネルギーは本当に素晴らしいものだ。オフィスにいるとき、クルマに乗っているとき、僕たちはできる限り最高の仕事をしようとしている。僕たちはネガティブな雰囲気を持ち込んだり、チーム内の誰かを落胆させたりするようなことはない。常に気持ちを高めている」「自己批判という点では、彼も非常に自己批判的だと思う。それは僕も同じだ。多くの場合、最初に非難するのは自分自身だし、それはアスリートが備えている本当に素晴らしい品質だ。それが僕たちがやっていることだ」「僕たちはその点で多くの共通点を持っている。彼は手ごわい相手だし、素晴らしいドライバーだ。彼は改善し続けている。もう1年一緒に仕事ができることを嬉しく思っている」