メルセデスのルイス・ハミルトンは、フェラーリとの戦いはまだ“激しい”ままだと語る。冬季テストでは有望なペースを示していたフェラーリだが、まだここまで勝利を挙げていない。一方、メルセデスは1992年にウィリアムズが達成して以来となる開幕から3戦連続で1-2フィニッシュを達成している。
だが、ルイス・ハミルトンは「フェラーリは僕たちと同じレベルにある」と Sport Bild にコメント。「今後、彼らによって有利なサーキットがあるかもしれない。わからないけどね。でも、彼らは良いクルマを持っている。僕たち全員に浮き沈みがある」フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットも、2019年シーズンをまったく諦めてはいない。「バルセロナ、バーレーン、中国では、2台のクルマの差はほんのコンマ数秒だけあった。我々両方が非常に強く、多くの点で類似している」とマッティア・ビノットは AS にコメント。フェラーリは、今週末のF1アゼルバイジャンGPで今シーズン最初のアップグレードを投入する。「100分の数秒で我々にアドバンテージがあったり、我々が遅れをとるレースがあるだろう。最も重要なことはクルマの開発を続けていくことだ」フェラーリでテクニカルディレクターを務めていたロス・ブラウンも“とにかく仕事を継続”するようアドバイスする。フェラーリ特有のプレッシャーについて質問されたロス・ブラウンは「私の時代もそうだった」とコメント。「ボローニャの空港を通り抜けるときは、称賛されるか虐待されるかのどちらかだった。世界でそんな場所は他にはない」
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