メルセデスのルイス・ハミルトンは、今年のホンダのF1エンジンの進歩は印象的だと語る。2019年の開幕戦F1オーストラリアGPでは、初陣となったレッドブルのホンダのマックス・フェルスタッペンが3位表彰台を獲得。ホンダにとって2008年のF1イギリスGP以来、2015年のF1の復帰以降では初となる表彰台をもたらす好スタートを切った。
マックス・フェルスタッペンは、31周目にフェラーリのセバスチャン・ベッテルをオーバーテイク。レース終盤にはルイス・ハミルトンにもプレッシャーをかけ、1.6秒差でフィニッシュしている。「レッドブル・ホンダはフェラーリをパスすることができた。素晴らしいことだと思う」とルイス・ハミルトンはコメント。「レッドブルは僕たちとそこにいたし、本当に僕たち3チームによる素晴らしいバトルになると思っている」「フェラーリに関しては今週末は何かが正しくなかったんだと思う。それでもクルマはいいとかなり確信している。本当に面白いシーズンになりそうだね」ホンダのF1エンジンの進歩に感銘を受けたと語るルイス・ハミルトンだが、終盤には10周以上フレッシュなタイヤを装着した迫ってきたマックス・フェルスタッペンのプレッシャーを感じることはなかったと語る。「フェルスタッペンの攻撃は問題にはならなかった。僕は後ろのマックスをカバーできていた」とルイス・ハミルトンはコメント。だが、ルイス・ハミルトンは、2019年のF1世界選手権がどのような展開になるかを予想することには断りをいれた。「僕は長い間ここにいるし、シーズンは長い。このレースから得られた知識はたくさんある。でも、グラスの中身はまだ半分もある。僕たちにはレースから多くのポジティブなことが得られた」ルイス・ハミルトンは、F1オーストラリアGPをチームメイトのバルテリ・ボッタスに次ぐ2位で終えている。