自身4度目のF1ワールドチャンピオンを獲得したルイス・ハミルトンだが、自分はマクラーレンのフェルナンド・アロンソ、レッドブルのマックス・フェルスタッペン、そして、フェラーリのセバスチャン・ベッテルというこの世代の4人の最強ドライバーのひとりに過ぎないと語る。2017年を振り返り、ルイス・ハミルトンは「僕たちは4人の最強ドライバーだ」と自身と3人のライバルについて語った。
「来年は僕たち全員の戦いになることを本当に願っている。そうなれば本当に素晴らしいだろう」「彼ら全員が少しずつ異なっている。全員が異なる特性を持っている。例えば、セバスチャンは今年から“もっとスペースを与えろ。ネガティブなやり方ではなくね”と言えるだろう」「マックは多くのリスクがある。彼も多くのスペースを与えなければならないけど、彼は他の人よりも未熟だ」「フェルナンドは最も手強いドライバーだし、お互いに最大の敬意を払いながらも、如才なく立ち回らなければならない」フェルナンド・アロンソとのホイール・トゥ・ホーイルがより快適に感じたかと質問されたルイス・ハミルトンは「そうだね。彼はとてもハードでタフだけど、フェアだ。彼のレースクラフトは強力だ」とコメント。「でも、マックスのレースクラフトはとても印象的だ。彼は素晴らしいことをしている。でも、今後10年でかなり成長していくだろう。それが問題になるとは思っていない。ただかなり厄介なことになるだろうね。そのような戦いになる? それを見られるならお金を払ってもいいね」今シーズン、ルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルはタイトルを賭けて激しい戦をみせた。シーズン前半はベッテルがリードしていたが、その時点ではお互いを称賛し、良いバトルをしていた。しかし、F1アゼルバイジャンGPではセバスチャン・ベッテルがルイス・ハミルトンに体当たりを喰らわせたことでその関係は崩れた。セバスチャン・ベッテルはプレッシャーを感じていたと思うかと質問されたルイス・ハミルトンは「僕にはわからない。難しいね。僕が何かを言ったところで仮定に過ぎない」と述べた。