ルイス・ハミルトンは、メルセデスでセバスチャン・ベッテルやフェルナンド・アロンソとペアを組むことになっても個人的には異論がないが、チームの決定はドライバーの才能以上のものが要因でかる必要があると語る。ニコ・ロズベルグとの4年間はしばしばチーム内に緊張関係をもたらしたが、2007年にマクラーレンでフェルナンド・アロンソと組んだときのような刺々しさまでには至らなかった。
ルイス・ハミルトンは、今後のチームメイトが誰になるかではなく、彼らがシルバーアローでチームに調和をもたらせるかが懸念だと Channel 4 に述べた。「最近、オンラインで『ルイスは誰がチームメイトになるか気にしていない』と言ったというコメントを見たけど、ちょっと前後関係が抜けている」とルイス・ハミルトンは説明。「2台目のクルマに誰が乗るかは重要なことだ。チームのモラルにとってね。僕たちはドライバー間のライバル関係が有害な影響をもたらす可能性があることを他チームや時代で目にしてきた。それが本当に重要なのは確かだ。僕はここに本当に満足しているし、自分のいる場所を愛しているからね」「OK、いくつか興味深いシナリオがあるし、通常、僕たちはいつも乗り越えてきた。なので、エネルギーを作り出すという点で、僕たちは少なくとも今と同じくらい良い状態であることを確実にしなければならない」「過去にチームでそういったシナリオを生まないようにと強くアドバイスされた経験がある。でも、僕が意味しているのは、どんなドライバーとでも僕は走るということだ」「最終的に、メルセデスが決定するときには、彼らは望んでいるどんなドライバーでも起用できる。セバスチャン、フェルナンドなど、本当に望めば誰でも連れてこれる。初年度に僕はフェルナンドと走ったし、彼を倒したので、僕にとってそれは懸念ではない。彼らと走ることになっても僕は満足だ。でも、チームにとって何がベストかという点では、おそらくベストなアイデアではないかもしれない」ルイス・ハミルトンは、メルセデスはオプションについて自分と協議する義務があるが、自分がチームの選択を直接コントロールすることはないと説明する。「契約上、彼らがやらなければならないことだ。彼らが5人くらいにリストを絞り込んだら、彼らは僕と協議しなければならない」ニコ・ロズベルグの引退発表後、メルセデスの2017年の空席については様々な名前が報じられているが、前述のセバスチャン・ベッテルやフェルナンド・アロンソは移籍を否定。現在、ウィリアムズのバルテリ・ボッタスが最有力候補に挙げられている。