ルイス・ハミルトンは、F1以外の私生活を非難する人々を見返すことは「最高」の気分だと語った。 3度のワールドチャピオンを獲得したルイス・ハミルトンだが、その派手な私生活が集中力や調子に影響しているとして数々の批判を受けてきた。特にチームメイトのニコ・ロズベルグが連勝を続けた2015年のラスト3戦から今シーズン序盤にかけては私生活への指摘が相次いだ。
ルイス・ハミルトンの私生活に対する意見を変えたと明かした元マクラーレンドライバーのジョン・ワトソンへの思いを質問されたルイス・ハミルトンは「とりあえず、最高にいいことだと思う。そういう意見になったのはね。僕も含め、基本的には誰だって自分の意見ややり方にこだわりがちだ」とコメント。「あまりオープンになれないこともあるし、自分の見方や意見を変えたがらないこともある」「結構、長くかかったよね。10年だよ! 彼の発言にはかなりおもしろいものもあったので、そういう風に言ってもらえるようになったのは嬉しい。僕としては、自分が生きたいように生きているだけだ。後悔するような時間は1日もない」 「自分の最期がいつになるかなんて誰にも分からないし、一番大事なのは目の前にあるチャンスが何であろうとそれを楽しんで生かすことだ。もし達成したい目標があるなら、そこを目指して何がなんでも頑張ることだ」 チームメイトが同士討ちを喫したF1スペインGP以降、ハミルトンは62ポイントを稼いでニコ・ロズベルグとの43ポイント差を逆転し、19ポイントのリードでシーズン後半戦に挑む。ルイス・ハミルトンは、残りの2016年シーズンも調子を継続したいと願っており、F1以外の私生活に対する人々の見方を今以上に変えていきたいと述べた。「本当にポジティブなことだと思う。今回のタイトル争いだけではない。基本的な人生という面でね」「毎日、僕は自分のやりたいと思うことを続けるし、自分のやり方でドライブする。この先、何年続くかはわからないけど、他の人たちの考え方も変えられたら、成功と言えると思う」
全文を読む