ルイス・ハミルトンは、F1に世代交代の波が押し寄せているとの見方には同意していない。先週末、F1の新たなV6時代が幕を開けた。初レースで表彰台に上がったケビン・マグヌッセンは“新ハミルトン”と称えられ、同じく初レースで入賞を果たした19歳のダニール・クビアトも、セバスチャン・ベッテルに続くレッドブルの才能を予感させるパフォーマンスをみせた。
引退したマーク・ウェバーの後任としてレッドブルに昇格したダニエル・リカルドも見事な適応力を見せて、予選と決勝の両方で4度のワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルを上回り、多くの人々に“新時代の到来”を予感させた。だが、2008年のワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンはそう思っていない。 「まだベッテル、僕、アロンソ、それにキミもいる」と29歳のルイス・ハミルトンは主張。「新しい時代ではない。ただ若手のニューウエーブがやってきてるだけだ」デンマーク人のケビン・マグヌッセンは、他ならずぬルイス・ハミルトンの育ての親ロン・デニスに未来のチャンピオンと絶賛されている。 「彼にはワールドチャンピオンシップで勝つために必要なすべてが揃っている」とロン・デニスは述べた。 納得はしていないかもしれないが、ルイス・ハミルトンは自身が2007年にマクラーレンで達成したのと同じデビュー戦で表彰台を獲得したケビン・マグヌッセンに賛辞を送った。「ケビンは素晴らしい仕事をした。彼の仕事にはとても感銘を受けた。彼はよくやったよ」
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