マクラーレンを去って6カ月が経つが、ルイス・ハミルトンとマクラーレンとの間にできた溝は埋まってはいないようだ。 今年、ルイス・ハミルトンは少年時代から育ってきたマクラーレンを離れることを決断。このことでルイス・ハミルトンとマクラーレンの“最高権威”であるロン・デニスとの間に亀裂が生じたと囁かれた。
そんななか、今週ロン・デニスは、名前こそ出さないが、集中力を失っている元マクラーレンドライバーがいると発言した。「目的を見失っている人々がいる」とロン・デニスはコメント。「自分のやっていることを見失えば、ワールドチャンピオンになるために必要なことをも見失うことになる」とロン・デニスは非難した。 同じ頃、ルイス・ハミルトンは、マクラーレン離脱を決めた理由について、自身の手にしたワールドタイトルの獲得数を増やす最高のチャンスを“無駄にしている”と感じたためだったと述べた。「今は1度(のタイトル)だけではそれほど名声を得られない。たくさんの人がチャンピオンシップに勝っているからね」とルイス・ハミルトンは Sun にコメント。 「今は2回、3回、4回と勝って(はじめて)特別とみなされる」 「僕はF1に来て1年目でもう少しでタイトルを獲れるところまで近づいた。2年目で獲ったったけど、それ以降は本当に戦えるようなクルマを手にできなかった」 「クルマの違いがあまりにも大きくて、最高の時期を無駄に過ごすことになってしまった」
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