ルイス・ハミルトンは、マクラーレンを批判する元ドライバーのリストに加わることを拒否した。フェルナンド・アロンソやファン・パブロ・モントーヤといったドライバーは、かつて在籍したマクラーレンに対して批判的な言動をとっている。今年から“元マクラーレンドライバー”となったルイス・ハミルトンだが、「他の人たちが何と言っているのかはわらないけど、僕はマクラーレンについて悪く言うことはできない」と Marca にコメント。
「そもそも僕をF1に導いてくれたのが彼らだからね。彼らがいなかったら僕はここにはいない」マクラーレン離脱の際に不仲になったとされるロン・デニスについても「マーティン(ウィットマーシュ)、ロン(デニス)ともとてもいい関係だよ」とルイス・ハミルトンはコメント。「彼らと一緒だった間は、グランプリで毎年必ず1勝はしていた。偉大なチームだし、歴史的にも1、2を争うチームだ」「でも、今の僕の望みは新しい(メルセデス)の一員になることだ。彼らも歴史を作ることを願っている」「マクラーレンでも彼らの歴史の一部になることができたけど、そこでの僕の存在は小さなピースに過ぎない。でも、メルセデスでなら彼らの歴史に大きな役割を果たすことができる。だから、僕はこの道を選んだ」ルイス・ハミルトンは、F1のキャリアを終える時が来たらル・マンなどの他のカテゴリーに転向せず、引退するだろうと述べた。「もし僕がF1を辞めるとしたら、レース自体を辞めるだろうね」とルイス・ハミルトンはコメント。「他のことに人生を捧げるよ。家族とか、犬とかね」「引退するだろうね。F1のようなレースは他にはないし、MotoGPに行くには年を取りすぎてるだろう」とルイス・ハミルトンは笑った。