ルイス・ハミルトンは、2013年のメルセデス移籍を発表して1ヶ月が経ってようやくマクラーレン会長のロン・デニスを話をする気になったようだ。ロン・デニスは、14年前にルイス・ハミルトンのポテンシャルを見いだしてF1チャンピオンにまで育て上げた恩師だが、ルイス・ハミルトンは、移籍が決まってからまだロン・デニスと話をしていないことを認めていた。
だが、F1インドGPのメディアイベントに出席したルイス・ハミルトンは、来週末のF1アブダビGPでロン・デニスと再会する約束をしたことを明らかにした。「誰ともゆっくり話をしていないんだ。今年の活動がまだ続いているからね...シーズンがまだ終わっていない」とルイス・ハミルトンは Times にコメント。「今はモチベーションを高く維持することが重要だ。だから、帰国したときはいつも通りのことをしていた」「でもロンと話してアブダビで会う予定を立てた。一緒にディナーに行って楽しく会話するつもりだ」ルイス・ハミルトンは、今年のタイトル争いがセバスチャン・ベッテルとフェルナンド・アロンソの一騎打ちになってきたことを認めた。「このチームでもう1度ワールドチャンピオンシップに勝てなかったことはとても悲しい。僕たちは優勝できる力をもったチームだと思うし、僕自身もそれが可能だったと思う。でも、何らかの理由でそうならなかった。不満を言うつもりはない。残りのシーズンは、チームがコンストラクターズ選手権で優勝できるように頑張るだけだ」「ドライバーズ選手権で優勝するのは、現実的にはあまりに離されている。奇跡なようなことが起こって勝つことができれば、前言を撤回するけどね」