ニコ・ロズベルグは、F1ヨーロッパGPの予選でルイス・ハミルトンが最終ラップ前にスローダウンしたと主張したが、スチュワードはルイス・ハミルトンに非はないと判断した。ルイス・ハミルトンは、予選Q3での最後の走行に備えてスペースを確保するために最終セクターでスローダウン。後ろにいるパストール・マルドナドとニコ・ロズベルグが追いた。
ニコ・ロズベルグは、週末前にドライバーはラップの最終セクターでゆっくりと走るべきではないとの警告を受けていたはずだとし、状況に激怒した。両ドライバーは土曜日の午後、状況を説明するためにスチュワードに呼ばれたが、ハミルトンが極端にゆっくり走っていたとの事実はなく、ペナルティの必要はないと判断された。スチュワードは、ルイス・ハミルトンが“必要以上に低速で”走行していたとの証拠はないと述べた。「実際、カーナンバー4(ハミルトン)のセクタータイムは、その前の同じセクターでカーナンバー8(ロズベルグ)が記録したタイムよりも速かった。そのことは、カーナンバー4がターン21と25の間で不必要に低速で走ってはいないことを示している」「カーナンバー4とカーナンバー8の間の最も小さいギャップは18メートル、1.1秒だった」関連:メルセデスAMG:ニコ・ロズベルグが6番手 (F1ヨーロッパGP 予選)