ルイス・ハミルトンは、2012年もレッドブルが優勝候補でシーズンは始まるだろうと認めるが、マクラーレンもずっと強い状態でシーズンを開始できるだろうと主張している。倒さなければならないチームはレッドブルかと質問されたルイス・ハミルトンは「もちろん。レッドブルを凌ぐことができるかは僕たち次第だ」とコメント。
「でも、僕が見た感じでは、新しいマクラーレンは昨年のものよりもずっと良さそうだね」「基本的に、レッドブルは2009年に導入された空力コンセプトの進化型だ。2011年中盤では素晴らしかったし、最高レベルだった。その上ほとんど壊れなかった」「対照的に、僕たちは同じ信頼性があってもパフォーマンスが欠けていた」ルイス・ハミルトンは、プレシーズン中に巻き返しを図らなければならなかった前年とは異なり、2012年はMP4-27ですぐに活動を開始したいと述べた。「冬の間は、いつだってすぐに速いマシンでシーズンのスタートを迎えられることを夢見るものだ」「ここ2シーズンはそうはいかなかった。今年はそうなって欲しいね。うまくスタートできれば、より楽にトップに留まれるだろう」2011年シーズンは、チームメイトのジェンソン・バトンの後塵を拝したルイス・ハミルトンだが、ジェンソン・バトンからのプレッシャーは感じていないと主張した。「ジェンソンはとても速いし、彼は周りに強い技術者チームを集めた。常に彼の前にいたいと思うし、逆の展開は満足できない」「でも、心理的にはまったく問題はなかった。それに彼はオープンで陽気な男だし、うまくやっている。彼と2012年のチャンピオンシップを争えたら素晴らしいだろう。それはマクラーレン次第だけどね!」ルイス・ハミルトンは、2011年シーズンはそれほど悪い一年ではなかったと振り返る。「僕とジェンソンよりも多く優勝したドライバーはベッテルだけだ。なので、それほど悪くはなかったと思う」関連:・マクラーレン、MP4-27を発表 - 2012年2月1日・マクラーレン MP4-27 - 主要諸元表