ハースF1チームは、2018年F1マシン『VF-18』の新車発表会を実施。実車をお披露目した。ハースF1チームは14日(水)に何の前触れもなく全チームに先駆けて新車『VF-18』のレンダリング画像を公開。23日(金)にバルセロナのカタロニア・サーキットでフィルミングデーを利用してVF-18のシェイクダウンを実施している。
プレシーズンテストが開始となる26日(月)、ハースF1チームは改めてVF-18の発表会を開催。ロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンがアンベールを行い、報道陣に実車が公開された。ハースのチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは「VF-18は昨年からの進化版だ。今年のクルマには昨年の要素が見られると思う」と語っているが、公開されたマシンを見れば、それはVF-17だけでなく、SF70Hを含め、他チームが採用していたコンセプトが数多くみられる。ハース VF-18は、フェラーリの最新F1パワーユニットを搭載し、ギアボックスもフェラーリ製。特にサイドポッドの形状やリアエンド周りにはフェラーリの影響が強くみられる。ハースのオーナーであるジーン・ハースは「我々がフェラーリの多くのエキップメントを使用していることは秘密ではないし、それらをベースラインとして使用している。競争的であるためにはフェラーリの0.5秒位以内にいる必要がある」とコメント。「昨年はその位置にはいなかった。フェラーリよりも1.5秒遅れていたと言ってもいいだろう。全体的に我々は予選ポールポジションから2秒遅れているかもしれない。なので、競争的になりたければ、1秒を削る必要がある」プレシーズンテスト初日はロマン・グロージャンがVF-18のステアリングを握る。
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