ハースF1チームは2026年F1第2戦中国GPで、オリバー・ベアマンが5位、エステバン・オコンが14位でフィニッシュした。ベアマンはオープニングラップでスピンしたアイザック・ハジャーに巻き込まれかけて順位を落としたものの、セーフティカーのタイミングを活かしてポジションを回復。その後はピエール・ガスリーやフランコ・コラピントらと激しいバトルを展開しながら上位に食い込んだ。
一方のオコンはセーフティカー中にピットインしない戦略で一時3番手まで浮上したが、その後の展開で順位を落とし、終盤にはコラピントとの接触でペナルティを受けて再ピットを余儀なくされた。小松礼雄「素晴らしいパフォーマンスだった」チーム代表の小松礼雄は、ベアマンの結果とチーム全体のパフォーマンスを称賛した。「言葉が出ないほどだが、本当に素晴らしいパフォーマンスとチームの努力だったと思います。メルボルンでも言った通り、シンプルに自分たちのレースに集中し、前で何かが起きたときに最大限を引き出すことが重要でしたが、まさにそれができました」と小松礼雄はコメント。「オリーはハジャーの件で非常に不運でしたが、セーフティカーによってその不運が帳消しになりました。我々はこの5位を実力で勝ち取ったと本当に思っていますし、それは一夜にして得られるものではありません。過去数年の積み重ね、昨年の並行開発、シェイクダウンの成功、そして日々の学びの成果です」「エステバンも非常に良いレースをしていましたが、ピットストップでのミスによって本来いるべきではない位置に落ちてしまいました。それがなければ彼もポイント圏に入っていたと思います」「ダブル入賞ができれば最高でしたが、今回の結果で我々が何を達成できるかは示せました。日本GPではそれを目指していきます」「このチームが日々成長し、マシンを理解し、このレギュレーションから最大限を引き出している姿を見ることができてとても誇りに思います。全力で取り組んでいる全員に、この結果を届けられることが本当にうれしいです」ベアマン「これ以上ないレースだった」5位でフィニッシュしたオリバー・ベアマンは、レース内容に満足していると語った。「素晴らしいレースだったし、これ以上は望めなかったと思う。このままこの勢いで進み続けたい」とベアマンはコメント。「1周目にハジャーが目の前でスピンして、レースが終わったと思った。あの時点では12番手まで落ちていた」「でもセーフティカーがちょうど良いタイミングで出てくれて、その運を活かすことができた。今日はマシンの速さも非常に良くて、本当にうれしい」オコン「自分のミスだった」14位でフィニッシュしたエステバン・オコンは、終盤の接触について自身の判断ミスだったと認めた。「ハードタイヤでのペースを見れば、非常に良いレースができていたと思う。ポイント圏内にいた中でセーフティカーやバーチャルセーフティカーのタイミングが悪く、2戦連続で流れが向かなかった」とオコンはコメント。「フランコとの接触は自分のミスで、ギャップの見極めを誤ってしまった。それまでのバトルは良かっただけに、ああいう形で終わってしまったのは残念だ」ハースF1チームはベアマンの5位入賞という大きな成果を得た一方で、オコンは不運とミスが重なり結果を残せなかった。それでもチームはパフォーマンスの高さを示しており、日本GPでのさらなる上位進出が期待される。