ハースF1チームは、2026年F1レギュレーション下で行われる最初の公式テストを前に、新車VF-26のシェイクダウンを完了した。グリッド各チームが最終準備を進めるなか、ハースは重要な開発ステップを踏み出した形だ。シェイクダウンは土曜日、フェラーリのフィオラノ・サーキットで実施され、オリバー・ベアマンがVF-26で初走行を担当した。走行はチームのフィルミングデー枠で行われ、ピレリのデモンストレーション用タイヤが装着された。
ハースは短いソーシャルメディア投稿で、ガレージを出るベアマンの写真とともに「VF-26は息を吹き返した」というキャプションを公開した。今回の走行は、1月19日のオンライン発表でデジタルレンダーのみが公開されて以降、2026年型マシンの実車イメージが初めて明らかになった場でもある。この走行は、前日に同じフィオラノでフェラーリがSF-26をデモンストレーションイベントとして走らせ、ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールが交代でドライブした直後に行われた。ハースはF1で長年フェラーリと提携しており、2026年もフェラーリ製パワーユニットを使用する。新たなレギュレーションでは、内燃エンジンとハイブリッドユニットによる出力配分がほぼ50対50となることが義務付けられている。一方で2026年は、ハースにとってもう一つの大きな節目でもある。チームはトヨタとのパートナーシップを拡大し、トヨタがタイトルスポンサーに就任した。フィオラノでベアマンがドライブしたVF-26には、フロントウイングやエンジンカバーにトヨタ・ガズー・レーシングの大きなロゴが確認できた。今回のシェイクダウン完了により、2026年型マシンを何らかの形で走らせたチームは、アウディ、キャデラック、アルピーヌ、メルセデス、レーシングブルズ、フェラーリ、そしてハースの7チームとなった。一方、ウィリアムズ、レッドブル、アストンマーティン、そしてコンストラクターズ王者のマクラーレンは、まだ今季初の走行を行っていない。このうちウィリアムズは、すでにバルセロナでのテスト週に参加しないことを発表しており、スケジュール面で最も遅れている状況だ。特別な事情が生じない限り、残る10チームは1月26日から30日にかけて行われるバルセロナテストに向かう見込みだ。サーキットは5日間確保されているが、各チームが走行できるのはそのうち3日間に限られる。ハースは、バルセロナに持ち込む仕様が、3月の開幕戦オーストラリアGPで実際にレースを戦う仕様と同一ではないこともすでに示唆している。VF-26に対しては、シーズン序盤から積極的な開発プログラムが予定されている。When it sounds as good as it looks #HaasF1 #F1 pic.twitter.com/eLMb8PrGAz— TGR Haas F1 Team (@HaasF1Team) January 24, 2026