ハースF1チームは、2023年F1第9戦カナダGP初日のフリー走行で、ケビン・マグヌッセンが12番手、ニコ・ヒュルケンベルグが20番手だった。ヒュルケンベルグは、VF-23の後部から煙が立ち上っているのを発見し、急いで車から飛び降りなければならなかった。彼のくすぶっていたマシンはピットに回収され、メカニックたちはすべてのダメージを修復するために夜遅くまでかかるようだ。
マグヌッセンは少なくともまともな一日を過ごし、チームがバルセロナよりも自分たちの車に少しだけ合うことを望んでいるトラックでトップ10付近をキープした。ニコ・ヒュルケンベルグ (FP1:8番手/FP2:20番)「とても混乱した一日だった。FP1は全員にとって1周しか走れず、技術的な問題もあり、そこで妥協を強いられた。FP2もあまり長くは続かず、1本走った後、2本目でICUが故障してしまった。週末の残りに向けて明らかに理想的ではないけど、それが現状だ。もう1台のクルマがどうだったかを見て、そこから学び、明日は可能な限り最高のパッケージを考え出すつもりだ」ケビン・マグヌッセン(FP1:7番手/FP2:12番手)「FP1はもちろんのこと、FP2でも天候やニコのクルマなど、さまざまな出来事にとって中断されたけど、それでもほとんどのことをやり遂げることができた。両コンパウンドで低燃費と高燃費の走行ができたので、混乱はあったものの、望んでいたものはすべて得られたし、問題はないようだった。明日はウェットコンディションのようだけど、もっと走行する予定だし、エキサイティングな予選になるだろう」ギュンター・シュタイナー(チーム代表)「今日は非常に混乱した一日だった。FP1で失われた走行時間の一部がFP2にマージされ、我々にとっては非常に混乱した状態だった。FP2は、ニコのICUの終わりを迎えてセッションが短縮され、データ収集のために1台の車しか使えず、テストしたいことがたくさんあったため、理想的な状態ではなかった。決定的な答えを得ることはできなかった。ケビンはいい仕事をしてくれたが、2つのセッションで2台のクルマを使ってもっと仕事をしたかった」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿