ハースF1チームの代表を務めるギュンター・シュタイナーは、FIA(国際自動車連盟)が2022年F1マシンであるVF-22の合法性を調査することを歓迎すると語る。報じられたところによると、いくつかのF1チームは、ハースF1チームとフェラーリとの関係の近さを疑問視しており、競争力を高めた2022年のハースのF1マシンだるVF-22を「白いフェラーリ」と表現するチームもある。
「我々が行っていることはすべてレギュレーションに従っている」とギュンター・シュタイナーはntvに語った。「FIAのみんなには『我々はルールで何も悪いことをしていないので、いつでも我々のところに来て、是非チェックしてください』と言ってある」「たとえば、現在、FIAは我々と一緒にチェックを行っている。そして、彼らが何かを見つけたら、それを改善するので、彼らのことは大歓迎だ。しかし、彼らは我々が車をコピーしたとしても気付かないだろう」「彼らはそのためにあまりにも頻繁に来ていた。私は彼らに『あなたが望むものをチェックしていいし、望むときはいつでも来てください。いつでも歓迎しています』と言ってある」ギュンター・シュタイナーによると、これらのチェックには「フェラーリへのリンクがあるかどうか、データを共有しているかどうか」など、「すべてのITシステム」が関係しているという。「しかし、リスクを冒すほど愚かなチームはないと思う。あまりにもリスクが高すぎる」「メルセデス/レーシングポイントのケースを振り返れば、メルセデスも関わっていたが、今はフェラーリにそうする余裕はない」ギュター・シュタイナーは、「白いフェラーリ」の話には、小さなチームがより競争力を持つようになったときにのみ不平を言う、古いおなじみの直接のライバルの輪があると考えている。「温めたスープのように、退屈なものになった」とギュンター・シュタイナーは語った。「いつも同じだ。誰もがそこにない何かを発明しようとしている。文句を言うなら、適切な議論をしてほしいものだ。壊れたレコーダーのように同じことを言わないでほしい」