ハースF1チームでエンジニアを務める小松礼雄が執筆した『エンジニアが明かすF1の世界』が2021年4月1日(木)よりAmazon Kindleなどの電子書籍ストアで順次発売される。F1は2021年3月26日(金)にバーレーンGPで今シーズンが開幕。日本人ドライバーの参戦、ホンダラストイヤーなど話題が豊富で盛り上がってる。本書は、ハースF1チームの現役チーフエンジニア小松礼雄がF1の魅力を写真と図解でやさしく解説するF1ファンの必携書。
■F1エンジニア、小松礼雄氏が解説するF1のすべてF1とはどんなマシンで争われるのかに始まり、F1マシンのパワーを路面に伝えるタイヤの役割。空力やブレーキ、サスペンションなどマシンのセッティング、データの解析やレース本番に向けたレースウイークのスケジューリング、レースを戦う戦略の立て方など、F1ファンもこれまで知らなかったF1の現場を体感できる。もちろん、これからF1を楽しみたい人にも十分理解できる内容で、F1を語るならぜひ読んでおきたい1冊だ。■電子書籍の発売を記念して第1章を無償公開本書は2019年5月に東邦出版より発売された紙の書籍を、株式会社インプレスが電子書籍として発売するものだ。なお、本書の発売を記念して「第1章 F1とは?」をインプレスブックスにて無償公開する。第1章は56ページにわたり、F1とはどんなカテゴリーなのか、セッティングとは?などF1の基本的なことが理解できる章になっている。■こんな人におすすめですF1ファン&はまりそうな人セナ、プロスト時代からのF1を見ている人クルマ好きの人モータースポーツ好きの人■書籍の詳細書名:エンジニアが明かすF1の世界著者:小松礼雄電子版価格:1,870円(本体1,700円+税10%)発売日:2021年4月1日ページ数:280ページ判型:B6版■著者プロフィール小松礼雄(Ayao KOMATSU)東京都出身。高校卒業後にF1の世界を目指して渡英。ロンドンの英語学校で英語を学んだのち、ウォーリック大学の予備コースを経てラフバラ大学自動車工学部に進む。ロータスエンジニアリングでの実習などを経て、1999年に卒業。ラフバラ大学で博士課程に進みクルマの挙動や制御に関する研究を行う。このころ、当時イギリスF3に参戦していた佐藤琢磨と出会い、現場での経験を得る。2003年にBARホンダに就職してF1で働き始める。2006年にルノーF1チームに移籍、タイヤエンジニア(2006年)、パフォーマンスエンジニア(2007〜2010年)、レースエンジニア(2011〜2014年)を歴任し、2015年チーフレースエンジニア。2016年にハースF1チームにチーフレースエンジニアとして移籍して新チーム作りに携わり、今年で6シーズン目を迎える。
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